(2) 二次電池に関する問題
(2)の解答・解説
◆解答
- 5:ウ.80
- 6:エ.ナトリウム硫黄電池
- A:1.8✖️10⁴
◆解説
- 5について
- 潜熱とは、物質の状態を変化させるときに使われる熱である。(個体、液体、気体)(温度は変化しない)
- 顕熱とは、物質の温度を変化させるときに使われる熱である。
- 冷熱を蓄熱する場合を考えたとき、「水を氷に相変化させるときの潜熱」が「水の温度変化1℃当たりに要する顕熱」の約80倍である。
- 6について
- 二次電池とは、充電を繰り返して使える電池である。
- ナトリウム硫黄電池は、負極にナトリウム、正極に硫黄が使われている。
- 高温(約300℃)で運転する必要があるが、同じサイズでもリチウムイオン電池や鉛蓄電池に比べて大きなエネルギーを蓄える事ができ、長時間安定した電力供給が可能である。
- Aについて
- 質量1kgでエネルギー密度が50W•h/kgの二次電池がある。その電気エネルギーを自身の位置エネルギーに換算すると、
『1kg✖️50W•h/kg=50W•h』 - 「W•s=J」なので、
『50W•h=50J/s•h=50kg•m²/s³✖️3,600s=180,000kg•m²/s²』 - これを重力加速度で割ると、
『180,000kg•m²/s²➗9.8m/s=18,367kg•m=1.8✖️10⁴kg•m』となる。
- 質量1kgでエネルギー密度が50W•h/kgの二次電池がある。その電気エネルギーを自身の位置エネルギーに換算すると、

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