(1) 『法』の目的及び定義に関する事項
(1)-1)の解答・解説
◆解答
- カ.非化石燃料並びに非化石熱及び非化石電気
◆解説
- 「化石燃料」とは、原油及び揮発油、重油その他経済産業省令で定める石油製品、可燃性天然ガス並びに石炭及びコークスその他経済産業省令で定める石炭製品であつて、燃焼その他の経済産業省令で定める用途に供するものをいう。
- 「非化石燃料」とは、前項の経済産業省令で定める用途に供する物であって、水素その他の化石燃料以外のものをいう。
- 「非化石エネルギー」とは、非化石燃料並びに化石燃料を熱源とする熱に代えて使用される熱(非化石熱)及び、化石燃料を熱源とする熱を変換して得られる動力を変換して得られる電気に代えて使用される電気(非化石電気)をいう。

(1)-2)の解答・解説
◆解答
- ウ.上げDR及び下げDR のいずれも
◆解説
- 上げDR(需要創出):電力供給が需要を上回る状況で、需要を増やすよう促すこと。余剰電力を有効活用するために行われる。
- 下げDR(需要抑制):電力需要が供給を上回る状況で、需要を減らすよう促すこと。電力不足を回避するために行われる。
- 電力の安定供給を確保するためには、需要と供給のバランスを常に最適に保ち、周波数の乱れや停電のリスクを減らす必要がある。そのためには、需要のある時間、無い時間において、上げDR及び下げDRのいずれかを行い調節する必要がある。

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