
こんにちは。ニムヒロです!
私は、2025年に電験三種に合格しました。
この記事では、その際の試験難易度を感覚的に記録しています。
この記事を見にきて下さった皆さんは、「これから電験三種を受けるけど難しいんでしょ?」「私にも取れるんだろうか?」と不安に思っているかと思います。
私もそうでした!しかし、確実に誰もが取れる資格だと感じています!
試験概要から見る難易度の変化
- 忙しくても大丈夫!
- 一科目ずつ確実に勉強できる時間がある!
現在試験は年に2回。基本的に3月及び8月に行われます。
以前は年に1回でしたが、高齢化や再エネ発電所の増加等、電気保安人材の不足という社会的な課題に対応するため試験回数が増えました。
また、試験方式は、従来の「筆記方式」に加え、「CDP方式」が採用されました。
「CDP方式」が加わったことで、試験日程を調整しやすくなり、より受験しやすくなっています。

子供の運動会があったけど、平日でも受けられるなら嬉しいな。
科目合格制度については、以前と変わらず3年間有効。
つまり、従来は3回の受験で4科目全てに合格する必要がありましたが、6回の受験で全て合格すれば良いとチャンスが広がりました!

半年間納得いくまで一つの教科に集中できるね。

合格率から見る難易度の変化
- 10%未満だった合格率が、近年15%以上に!
- しかも、3人に1人は科目合格している結果に!
実施年度 受験者数 合格者数 合格率 科目合格者数 科目合格率 平成26年度 48,681 4,102 8.4% 14,625 30.0% 平成27年度 45,311 3,502 7.7% 13,389 29.6% 平成28年度 46,552 3,980 8.6% 13,457 28.9% 平成29年度 45,720 3,698 8.1% 12,176 26.6% 平成30年度 42,976 3,918 9.1% 12,335 28.7% 令和元年度 41,543 3,879 9.3% 13,318 32.1% 令和2年度 39,010 3,836 9.8% 11,686 30.0% 令和3年度 37,765 4,357 11.5% 12,278 32.5% 令和4年度 上期 33,786 2,793 8.3% 9,930 29.4% 令和4年度 下期 28,785 4,514 15.7% 8,269 28.7% 令和5年度 上期 28,168 4,683 16.6% 9,252 32.8% 令和5年度 下期 24,567 5,211 21.2% 8,761 35.7% 令和6年度 上期 25,416 4,064 16.0% 7,898 31.1% 令和6年度 下期 24,547 4,117 16.8% 7,635 31.1%
過去10%未満だった合格率が、近年15%以上となっています!
また、科目合格率は30%以上であり、3人に1人は合格するなど、ハードルは多少低くなっていると思います。

平成と令和との違い
- 令和の過去問は比較的解きやすい!
- 過去問からの出題も多数!
私は、平成25年から令和6年上期までの計14回分の過去問をひたすら解けるように勉強しました。
令和の過去問を6割程度解けるようになった頃に平成の問題を解きましたが、難しいなと思う問題が多く感じました。
しかし、令和の過去問で見たなという問題も多く、近年、過去問からの出題が多くなっていることに気づきました。
令和は比較的解きやすいうえに、過去問から出題される傾向にあります。

過去問対策は必須だね!
まとめ
近年、「電験三種は簡単になっているのか!?」について、検証してみましたが、一番は科目合格での取得を狙っての受験がしやすくなったことかと思います。
過去問からの出題が多くなっていること等もありますが、問題の難易度は高いと思いますので、しっかりと時間をかけ試験対策を行う必要があると考えます。
一科目ずつ確実に、合格を目指しましょう!

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