
こんにちは、ニムヒロです。
私は2025年電験三種に合格しました。
その成功体験からノウハウを発信し、皆さんにもこの成功体験を味わってもらいたいと思いブログを立ち上げました。
何故情報発信するのかはこちらに記載しています。↓
自己紹介〜私がブログを始めた理由「皆さんと成功体験がしたい!」〜
この記事を読めば、私の成功体験から電験三種取得までの勉強法が分かります。
勉強期間は1年間。現在試験は年に2回あるため、2回の受験で取得しました。
私はパソコンで受験できるCDP方式で受験し、まず、理論&電力&法規に合格。
半年後に残す機械科目に合格し、無事取得しました!
高校は電気科。電験3種は高校生レベルだと言われしっかり単位を取得して卒業すれば実務経験でも取得が可能ですが、私の会社ではそれくらい自力で取って欲しいという方針です。
『今の担当を続けたいなら取れ』と言われつつもやる気の出ないまま約10年が経ったため、高校で勉強した知識なんて記憶に残っていませんでした。強いて言えばオームの法則のみです・・・
そんななか、約10年越しに独学で取得した勉強法を紹介します!
やる気の爆発を利用し灯火を残す仕組み作り
やる気が爆発している間に「勉強をするタイミング・勉強内容・達成できる小さな目標」を設定し習慣化する仕組みを作ること。
私は昨年人事異動がありました。
担当が2人なので自分がやらないと迷惑をかけることになるうえ自分の首も絞めることになる。そんな環境に異動となり、仕事に対して責任感とやる気が芽生え、勉強のやる気も芽生えました。
これがやる気の着火限であり、本気で取得しようと思えたきっかけです。
この瞬間をやる気の爆発と呼んでいます。
ただ爆発ですからいつかは鎮火します。
鎮火させずに灯火を残しておく為に、仕組みを作り勉強するよう誘導しました。
- 勉強するタイミングを決める
私には2歳の子供がいるため、日中の勉強は不可能でした。
そのため、勉強をするタイミングは通勤電車、昼休憩、子供が寝た後と決め、それ以外の時間はやらないと決めました。
これにより、そのタイミングになると勉強をしなければならないというマインドになり、習慣化に成功しました。 - タイミング毎に勉強の内容を決めておく
通勤電車と昼休憩はスマホで手軽にできる電験三種暗記アプリ。子供が寝た後は過去問と、タイミング毎に取り組む内容を決めました。
これにより、スムーズに勉強が始められる仕組みができました。 - 達成できる小さな目標を設定する
通勤電車は2駅勉強をする。
昼休憩は15分勉強をする。
子供が寝た後は3問解く。
といった、達成できる目標を設定し取り組み、達成すれば自分を褒めることにしました。
これにより、今日も継続できたという意識付けに成功しました。
最終的には、やる気が出るとか出ないとか考えることも無く、自然と勉強に取り組む習慣ができました。
やる気を維持する方法はこちらに記載しています。↓
やる気は爆発力であり継続ではない
できなかったを責めない
たまには休んでも大丈夫!目標は資格取得であり、勉強を継続することではない!
習慣化ができていても、どうしても「今日は勉強したくない」「できなかった」という日はあります。
そんな時、「自分の意思が弱いからだ」と責めることもあり、かえってモチベーションを下げるきっかけになりました。
そのため『目標は資格取得であって勉強を継続することではない』という考え方に変え、「1日や2日勉強が出来なくても、しっかり勉強をすれば受かるだろうし、明日できればそれは継続できているよね」と思うようにしました。
そのことでポジティブな思考になり、モチベーションを下げることなく習慣を継続することができました。
過去問は2日続けて同じ問題を解くべし!
2日連続で解くことで理解促進に!
解けるようになるとモチベーションアップでさらに継続できる!
他にもモチベーションを下げる要因として、解らないが続くことがありました。
最初は、数年分解いた後に最初に解いた年度の過去問に戻ってくる、という周回方法で勉強をしていましたが、さっぱり解らない上に見た事がないような感覚にもなり、この方法は私にはあっていないなと感じました。
この対策として、過去問を解説を見ながら解き、翌日も同じ問題を解説を見ずに解くことにしました。
昨日やったのに解けない問題もありますが、昨日やったから解ける問題もありモチベーションアップに繋がりました。
また、少し触れましたが「電験3種暗記アプリ」というアプリを使用し、暗記問題は反復で記憶しました。
これは、電力・機械・法規に関して個別でアプリを提供してくれているシリーズものですが、これも解る問題がどんどん増えていき、モチベーションアップとなりました。
このアプリ有料ではありますが暗記問題にとてつもなく寄与してくれたので、めちゃめちゃおすすめです!
私の勉強順番は(理論)→電力→法規→機械
順番は人それぞれ。好きな分野から勉強しよう!
好きな分野から始めることで継続できる!
電験三種の勉強法を調べると、理論→電力→機械→法規という順番で勉強することという記載が多いです。理由は電力や機械の基礎となるのが理論だから。
言うことは分かります!
なので私も最初はその順番で勉強をしようと思い、理論のテキストを読むことから始めました。
でも私テキストを読む事が大嫌いなんです。一通り読み終えることが苦痛でした。
後何ページだろうと数えて見たりしてモチベーションは下がる一方。
一通りテキストを読み終えても過去問は全く解らず、モチベーションはさらに下がりました・・・しかも計算問題だらけで全く次に進まないので挫折しかけました・・・
そこで方向転換!電力科目にシフトしました!
幸いにも電力は頭に入ってきやすかったため理解も早く、モチベーションアップとなりました。
勉強を始めるタイミングは特に、少しでも理解しやすい分野から取り組む事がキーポイントだと感じました。
辛い思いばかりの連続はやりたくないに変わります。これは避けなくてはなりません。
先に記載の通り、最終的な私の勉強順番は(理論)→電力→法規→機械。
()書きしている通り、実は、理論は挫折して以降、勉強していません。
そのときに少し勉強をしたことや高校時代の記憶が少しでも残っていたのかもしれませんが、おそらく電力と法規で勉強した知識で合格したものと思っています。
理論を熟知した人が設備を設計している。つまり、設備について勉強すれば理論がわかる。
そんな感じかなと。
電力と法規は同時に進めました。
暗記問題が多いためアプリが最適で通勤時間や昼休憩に気分で切り替えていたことと、法規の計算問題には意外と電力と被った内容が出ることがあるからです。
機械を最後にしたのは理論と同じように気分が乗らなかったからです。
勉強時間はどれくらい?
私は日に3時間。でも勉強しなかった日もたくさんある。
子供が生まれて1年後に異動となり、残業も増え共働きのため妻に負担をかけてしまっている現実です。
帰宅してから子供と少し遊び寝かしつけをするのが日課となっており、寝かしつけ中に私も寝落ちし目が覚めた頃には23時(朝になることもよくありました。)
ここで起きれると脳が少し回復し(しんどいですが)勉強を始めれば深夜2時まで頑張ることができました。
とはいえマーベルにハマったことで映画を見ながら勉強をしたり、必ずしも集中できていたわけでは無いですが、没頭することでリフレッシュとなってました。
忙しいからできないということは無いんだなというのが今の感想です。
いろいろな書籍では成功者は早起きで、早起きをして勉強をするといいと書いていますが、その通りだと思います。
夜中に寝る間を惜しんで勉強をすれば眠くて脳がついていかないことを実感しました。
しかし、早起きをすると子供が気付いて起きてくることが多かったので、仕方無く夜中に頑張りました。
最近は朝活をするようになり、朝から勉強をするとスッキリしてそのまま仕事の効率も良くなることを実感しています。
また、半年で1科目ずつ本気で勉強し順調に合格していけば、2年で全てに合格できます。そのため、忙しいという方でも勉強計画が立てやすい資格だと思います。
長時間の勉強時間が取れないからと諦めるには、もったいない資格だと思います。
CDP方式が成功のカギ!
CDP方式はその日のうちに合否が判断できる!
動揺もあるかもしれないけどその日のうちに次の目標が立てやすいのは大きい!
CDP方式はパソコンがずらりと置いてある試験会場で試験を行います。
一科目が終われば小休憩(10分)後すぐに次の科目が受験できるため、筆記式のように合間時間が長く疲れることもなく、快適に試験をこなせました。
また、試験終了と同時に点数が出るため、ダメだった科目についてはその日から継続して勉強をすることができ、ダレる暇も無いことは継続に繋がりました。
科目の合否がその瞬間分かるのは怖いですが、そこで引きずらないよう気をつけて下さい。
活用した参考書紹介
活用した参考書は大きく3つ!
①ニューこれだけシリーズ
②電験王
③電験3種暗記アプリ
ここで私が活用した参考書を紹介します。
まずは、「ニューこれだけシリーズ」
改訂版が出版されているようですが少し古く、法規は改訂4版が最新で2023年に出版されており、その他科目は改訂2版が最新であり2019年となります。
私がこの古めの参考書を選んだ理由は、電験2種まで独学で取得した先輩におすすめしてもらったからです。
使ってみて感じたことは、イラストが多く分かりやすい説明であることです。
この参考書にはチャレンジ問題も多いためインプットとアウトプットが充実しています。
その為、全て読んでから過去問を解いてみようと思っていましたが、理論で挫折してからは過去問で分からない箇所を検索するという使い方に変わりました。
過去問対策に活用したのは、WEBサイト「電験王」です。
電験王は、過去問解説サイトであり、科目毎、年度毎、ジャンル毎に勉強することができ、計算問題を学習する上で欠かせませんでした。
問題に対するポイントの後に解説があり、分かりやすいサイトだと感じます。
最後に、文章問題は「電験3種暗記アプリ」を活用しました。これは過去問の文章問題を穴埋め選択式で出題してくれ、理論を除く3科目展開されています。
アプリ内課金が必要ですが、通勤中や休憩時間など隙間時間に勉強することができ、これである程度覚えた後に過去問を解くとより記憶に定着しました。
暗記問題はこれをやっておけばOK!というくらいおすすめです!
まとめ
以上が私の電験三種勉強法となりますが、合格できたことがとても嬉しく、これから受けようと思ってここに辿り着いた皆さんにもその体験をして欲しいと思い、紹介させいていただきました!
独学ではやる気を継続することが一番大事です。
初学者の方や、文系の方、独学では無理だと思う方、半年で合格を目指したい方は、「通信講座」も視野に入れてみてください。↓
「忙しい社会人向け!」電験三種の通信講座を比べてみたら一択だった件
特におすすめは「アガルートアカデミー」です。
また、電験3種が令和に入り簡単になってきているという噂を聞いたことありませんか?
それについては、こちらで分析しています。
【電験3種は簡単になった!?】2025年電験三種合格者が分析してみた
独学でも通信講座でも電験三種合格に受けては根気が必要です。
少しでもやる気を継続して合格を目指しましょう!
次はエネルギー管理士の取得を目指す!
私は次、エネルギー管理士を受験します。
エネルギー管理士は電気分野と熱分野とがあり、電気分野は電験3種と内容が被っている部分が多いです。そのため、この流れでエネルギー管理士を取得し、皆さんと成功体験を共にしていきたいと思っています!
・エネルギー管理士の分野選択についてまとめてます。↓
【どっちで受ける?】熱or電気?エネルギー管理士受験の最適解!?
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